若年性アルツハイマー
認知症の1つであるアルツハイマーは、お年寄りが発症するというイメージが強い病気です。もちろん患者の多くはお年寄りですが、実は若い人でも発症することがあります。
これは若年性アルツハイマーと呼ばれ、根気がなくなる、効率よく物事をこなせなくなる、疲れやすくなるなどの状態になります。しかしこれらの初期症状は、特徴的なものではないので、若年性アルツハイマーと判断できる人はほとんどいないでしょう。
そしてそのまま進行すると、強迫観念が増す、細かいこだわりが強くなる、精神が安定しないなど、一見すると、うつ病に似た症状が出てきます。ここで精神科で診察を受けて、若年性アルツハイマーを見逃してしまうこともあるようです。
アルツハイマーになると大脳が委縮するので、脳ドックで検査をすればすぐに分かります。若年性アルツハイマーは10代でも発症するので、疑わしい症状があったら脳ドックを受けることをお勧めします。
特に血縁者の中にアルツハイマーの患者がいる場合には注意してください。アルツハイマーの発症には遺伝的な部分も大きく関係しているので、該当する人は、たとえ年齢が若くても定期的に脳ドックを受けましょう。
アルツハイマーが進行すると、性格が自己中心的で頑固になるため社会生活にも影響が出てきます。また、妄想や不安感が激しくなったり、うつ状態に陥る人もいます。そして最終的には痴呆状態になりますが、若年性の場合には特に進行が早いと言われています。
アルツハイマーは、早く発見をして適切な治療をすることが大切です。疑わしい状態を放置せずに脳ドックでしっかりと検査をしましょう。